世の中にはとても沢山の中小企業が存在します。
大半の企業は2年以内に廃業する過酷な世界です。
廃業しない為には何をすべきか。廃業する企業との差は何か?
最近のyoutuberで豪語する方もいらっしゃいますが、突き詰めると
完全な正解はなく、運の要素も相当大きいと思います。
そんなyoutuberの言う事を真に受けるまともな経営者は少ないと思いますが・・・
来年、多くの企業が倒産、もしくは死に体の企業が増える予想ができます。
返済計画の成功率の与信では無く想定外の借金をしてしまったからです。
立ち向かうには稼がなくてはなりません。
それなのに、内製化?意味わからん。
あえて言います。
だから内製化です。
例えば、営業マンが知らなかったITを提案できるようになれば、マーケティングを説明できるようになれば、動画を作れれば、デザインができれば。
上手じゃなくても知識は武器になります。
必ず売り上げに貢献できます。
ただ、無能な管理職は「君も本読んだ方がいいよ」と言います。
ましな管理職は「行動で示します」優秀な管理職は学んでしまうシステムを作ります。
新しい武器を持たせるために、学びの場をシステムとして導入する為に内製化は一石二鳥です。
上が学びの重要性を知らないと風土として「変わる事」が悪になっていたりしますが、これからの時代はそれでは難しいように思います。
また、学びと言うと学校教育を思い浮かべる人も多いと思いますが、あれは洗脳であり、自分の意思や楽しい想いとともに公園で遊んだり、おもちゃでより楽しんで遊ぶのが学びです。
子供の好奇心、遊び心が原動力になり教わらなくても勝手に色々覚えていくのです。
会社員であれば、その原動力の大きなものの一つはモラールです。
モラールを高めるように内製化すれば一石三鳥

内製化とはいままで外注に出していたものを内製する事でコストを抑えるという発想です。闇雲に内製化しては設備投資がかさんだり各種恩恵をドブに捨てる場合もあるので、短絡的に内製化を進める事は間違いです。
ただ、人が雇えない、教える時間も、育てる時間も、人的余裕も無い、最初からプロに頼んだ方が効率も良く結果コストが落とせる。今は時勢的に新しい事をやるべきでは無い。そうした経営判断もわかります。
しかし、本当にそうでしょうか?
変革期の今、各種補助金がある今、チャンスと捉え、これまでの発想を変えてみては如何でしょうか?指導という洗脳では成長限界が低いスタッフに仕立て上げてしまいます。
中小企業で内製化を行うからには、属人化を回避し、チーム感を高め、モラールを高め、全社員の視野を広げ、売り上げが高まってしまう状態までもっていかないと意味が無いと思っています。
脱線
以前の職場でよく言われました。
私はパソコンやITの部署でないのに、パソコンやITに関する問い合わせ「これどうやるの?」毎日のように聞かれました。
同じ人から毎日聞かれた時に「なんで自分で調べようと思わないの?」と言いました。
「だってわからないから。」「わかるなら教えてよ」と・・・
皆さんの会社もこういう思考の人いませんか?
放置していませんか?
そうです。万が一放置しているようであれば、それは管理職や上位陣がマネジメントしきれていない、学んでいない証です。
逆に、これを改善しようとする時に内製化に取り組めば色々な事を一掃して改善できるので、一石4、5鳥。会社の雰囲気ががらりと変わります。
脱線したまま終わります。
最近政府が学び直しに1兆円を構造的な賃上げとして政府から発表がありましたが、ぽかーん状態です。
それって中小企業の空洞化、特定業種以外の景気悪化促進策ですよね。
特定業種だけ学ばせてどーすんの?w教育事業を持つ大会社であれば教育すればするほど税金収入ジャブジャブお金が貰える仕組み。凄いですね・・・汗
そんなやり方よりも、学び直しを進めたいなら、あくまで現状のポジションにしがみつこうとする年寄りや管理職や役員の教育に力をいれるべきです。
ついてこれない人は社会悪としてクビを切れる仕組みにするとか。
一番勉強しなきゃいけないのに、していないのはただの偉いやつです。
賃上げしたいなら税金減らせばいいだけです。
本当に政府は構造的なジレンマ(時限爆弾)を作るのがお好きなようで。